ユメウツツ@MimeiTagawa

カテゴリ:ほんとに見た夢( 12 )

ベランダに棲む蟹のことで


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 ベランダに棲む蟹のことで、ご相談申し上げます。


 数年前より、私の家のベランダには蟹が棲みついております。
 五センチほどの、横長の甲羅をもった真っ赤な蟹。
 山蟹です。
 まいとし春になると、子を孕みます。
 泡立てたシャボンのような卵が、両の鋏をすっぽりと覆い、
 しばらくのあいだ蟹は万歳をしたままの恰好で、
 ベランダの角の日陰にひっそりと身を隠します。


 が、ある日とつぜんシャボンは消えて、
 小さな山椒の実のようなものが、
 辺りにぱらぱらと散らばるのです。
 かすかに緑がかったその丸い粒は、
 二,三日もすると小指の爪ほどの大きさになり、
 はっきりと蟹と分かるような形になります。
 色は、熟れたさくらんぼにも似た、澄んだ赤。


 ゆっくりと横歩きする母蟹に必至に追いつこうと、
 こよりのような爪を細かくふるわせながら、
 忙しなく足を動かす小蟹達はとても愛らしく、
 その微笑ましい光景は、
 我が家にとって春到来のしるしとなっておりました。


 ところが今年の春は、少し様子が違ったのです。
 親蟹の鋏から卵が消えて、山椒の実が散らばったと思うと、
 その翌日には、小蟹はもう親指の爪ほどの大きさに。
 しかも、その甲羅は真四角で、黒い斑模様が入っています。
 どうしたのだろう。もしかしたら病気だろうか。


 心配になった主人と私はそっとベランダに降りてみました。
 と、どこかで、かさり、と音がしたのです。
 ベランダの端に置いた、空の植木鉢のあたり。
 目を懲らす間もなく、何か黒い影のようなものが走り出で、
 そのまま一直線に私達ふたりのあいだを駆け抜けると、
 隣家との境の壁の下へ吸いこまれるようにして消えてしまった。
 驚くべき素早さでした。


 沢蟹だな。
 主人が、ひと言、低い声で言いました。
 そういえば、少し前から聞こえていたのです。
 夜になると、どこからか水音が。


 その夜、時が日にちを越える頃、そっと窓をあけてみました。
 春には珍しく、冴えた満月の夜でした。
 青味がかった月明かりに照らされて、
 ベランダもほのかに青く輝いています。
 小蟹たちは、いつもの場所に集まって寝入っているようで、
 その辺りだけが赤と黒のまだら模様になっておりました。
 が、真っ赤な母蟹の姿はどこにもありません。


 息をつめるようにして耳を澄ましていると、やはり、聞こえます。
 淀みなく流れていく、水音が。
 さらさら、と。
 さらさら、と。


 どうやら、小川が流れているようなのです。
 ベランダの、青く光る床の底に。

                     





 


これは実際に(?)夢の中でしたためた手紙。
詳細はこちら→ 「ご相談申し上げます」
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by mimei14 | 2009-04-26 16:40 | ほんとに見た夢

村上春樹の新刊を読む、という夢を見た。


村上春樹の新刊を読む、
という夢を見た。


国語辞典ほどの分厚いその本を開くと、
まず、はじめにお願いしたいこと、と書いてある。


『一章から十章まで、それぞれの章を十五分で読んでください。と言っても、別に慌てて読む必要はありません。たぶん、誰がどんなふうに読んでも十五分以内には―どうしても途中で猫を探しに行かなくちゃならなくなった、とか、マルタとかマルコとかいう名前の女から電話がかかってきて、なかなか切ることができなかった、とか、そういうことでもない限り―読めるはずの長さになっています。そう、あなたなら読める。


 そして、もうひとつ。各章のはじめに書いてあるのは「場所」です。その章を読むべき場所。例えば、一章は、「玄関を出てから最寄りの駅に向かって七分歩いたところ」。二章は、「一章を読んだ場所から南へ向かって八〇〇メートル歩いたところ。もしその近くに木があるのなら、その下で。なければ、ないで構わない」。その指定された場所で、その章を読む。できれば、というよりも、出来うる限り、それを守って読んでください。


 どうしてそんなことまで指示されなけりゃならないんだ、と怒りだす人がいても当然だとは思うけれど、でも、そうしてもらわないとならない事情があるのです。オンブバッタにはオンブバッタの、ハシビロコウにはハシビロコウの事情があるように、この小説にはこの小説の事情がある……』


いったい、なんなんだ、この本は。
そう思いながらも仕方なく
―実は面白がりながら―、
本の指示に従って、一章ごとに読んでいく。
時には道端の電信柱によりかかって、
時には泰山木の木の陰で。
そして十章を読み終えて、頁をめくると。


『お疲れさまでした。ここまで読んでくれてありがとう。
 さて、次の章を読むときには、この本を持って家から一番近いバス停まで行ってください。近くにバスなんか通ってないわ、という人は、自分で「ここがバス停」という場所を定めて、そこに立っていてください。そうすれば必ずバスはやってくる。ここまでの章を指定通りに読んできたのであれば、必ず。


 もし、「指定通り」ということに関して「ちょっと自信がない」という人は、最初からやり直しても良い。そんなことやってられるかという人は、潔く諦めて、これ以降は好きな時に好きな場所でゆっくりと読んでもらって構いません。そうしたところで、物語が損なわれることはないはずだから(たぶん)。


 それなら最初からそう言えよという話しですが、そう簡単な話しでもなくて、それは物語が進むにつれて次第に明らかになることだから、ここでは説明しません。不親切なようだけど、そもそも最初から不親切な本には違いないので、今さらそう言われたところで、ぼくにはもうどうしようもない――』


指定通り、ということに、
ほんの少し不安はあったものの、
それでもあたしは、とりあえず一番近くの
バス停まで行ってみることにした。
と、バスが来た。
いやしかし、
バス停なのだからバスが来るのは当り前。
でもそのバスには行き先が掲げられていなくて、
やはりこれがそのバスなのか、
と、開いたドアからステップをのぼると、
運転手が、「本はお持ちですか」と無表情に訊く。
慌てて肩に提げたバッグから、
分厚い本を取り出すと同時に、
バスは音もなく発車した。


見慣れた景色がいつの間にか
見慣れぬ景色に変わり、
着いたところは、野球場だった。
いや、遊園地だろうか。
とりかこむフェンスの天辺にレールが見える。
ジェットコースター?


二人乗りの銀色に輝く箱が連なっていて、
でもそこにはあたしの他に誰もいない。
覚悟を決めてそれに乗り込むと、
座ったあたしの膝の上に、
係員が楕円形のボールを放り投げた。
驚いて受け止めると、
それは、まくわうりほどの大きさで、
薄茶色の毛がびっしりと生えている。


この手触りは何かに似ている、
と思っている間に箱は動き出し、
見送る係員が無言のまま、
本を開くようなジェスチャーをする。
そうだった、本を読まなければ。


ことこととゆっくり進む箱の中で活字を追うと、
その言葉が、そこに描かれている情景が、
目の前の空間に次々に映し出されていく。
本の中の男や女やロバや獏が(獏が?)、
すぐそこにいる。


乾いた海風や、冷たい水の感触が肌を撫で、
読む、という感覚が少しずつ薄くなっていく。
見る、感じる、という感覚に包みこまれ、
物語の進む速度にあわせて、
レールを滑る箱のスピードは微妙に変わり、
毛の生えたまくわうりは、いつのまにか猫となって、
膝の上で寝息を立てて眠っている。


柔らかな猫の毛を撫でながら、
あたしはひとり、物語の中に、
するすると滑り込んでいく。

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という摩訶不思議な夢を見て、
明け方ふいに目覚めたときには、
ああ、もっと見ていたかった、
と、心底思ってしまったのでした。
肝心の小説の内容をまったく覚えていない、
というのが悔しいけれど、
まあ、夢というのはそういうものだから。
とにもかくにも、
活字中毒にとっては(春樹ファンとしても)、
至福の夢でありました。
そう。これは、あくまで「夢」ですので。
念のため。




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by mimei14 | 2008-10-16 17:40 | ほんとに見た夢

夢かウツツか……。


 眠りに堕ちてすぐ、夢を見た。
 夢の中のあたしは、ちょうど今布団に入ったところで、そういえばパソコンの足元の暖房を消しただろうか、と、思っているのだった。
 夢ウツツでそう思っているのではなく、しっかりとした夢の中で、そう思っていた。


 はっと目覚めて、ああ夢か、と思う。
 パソコンの足元の暖房は、部屋の明かりを消す前に、ちゃんと確認した覚えがある。だから、消しただろうか、などと不安になることはないのだ、
 そう思いながら、再び眠りに墜ちていった。


 と、またも夢を見た。
 夢の中のあたしは、ちょうど布団を抜け出したところで、明かりの消えた部屋に向かっている。
 足元の暖房はたしかに消えていたのだけれど、なぜかパソコンのモニターが青白い光を放っていて、電源を落とそうとするのだが、落ちない。
 あれこれといじってみて、ようやくパソコンは、しゅるしゅるとフェイドアウトするように暗くなり、ああ、よかった、と思いつつ寝室に戻り、布団に入った。


 布団に入ったところで夢から目覚めて、あれ、と思う。
 たった今布団に入った、という感覚が、からだにくっきり残っている。
 もしかすると今のは夢ではなくて現実……。
 でも、布団の中の手足はぬくぬくと暖かく、確かに眠っていたのだと言っている。

 そう、今のは夢だったのだ。

 夢だったのだ、と、思うのだけれど……。



 夢かウツツか定かではない夢を見て、あたしは夜の闇の中で、ひとり困惑していたのだった。


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by mimei14 | 2008-03-21 00:28 | ほんとに見た夢

タイトル


 あたしは、けんめいにタイトルを考えているのだった。
 夢の中で、今見ているその「夢」のタイトルを。
 必死に。ああでもない、こうでもない、と。真っ白な紙に、いくつものタイトルを、書いては消し、書いては消して。


 それなのに、目覚めたときには、それがどんな夢だったのか、憶えていなかった。名残も気配も消えていた。匂いも手触りも忘れていた。


 憶えているのは、そのタイトルを必死に考えていたこと。
 ただ、それだけ。


 いったいどんな夢だったのだろう。
 手がかりは、そう、タイトル。


 それなのに。

 あろうことか、そのタイトルさえも憶えていないのだった。




 夢のように消えてしまった、昨日の夢。



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by mimei14 | 2008-03-16 02:35 | ほんとに見た夢

満ち潮


 ほろ酔い気分で帰ってきた春の宵。
 PCの前に座ったものの、まぶたが重い。
 キーボードに手をのせたまま、うつらうつら。


 どこからか潮の匂いがする。
 海風が吹いてくる。
 生温い春の夜を押し開くようにして。


 はっと目覚めて、夢か、と思う。
 頭を振って、肩をあげさげ。
 夢魔を追い払い、モニターをみつめる。
 が、ものの五分としないうちに、またも、こくりこくりと船を漕ぐ。


 やっぱりこれは海の匂い。
 リビングに行き、カーテンを開くと、五階のはずの我が家になぜか庭がある。その庭に波が打ち寄せている。
 ざざっと音を立てて、たぷたぷと打ち寄せる。
 ああ、潮が満ちてきているんだな、と、ただ思う。


 ふと目覚めて、変な夢、と言い捨てて、モニターに向かいキーを打つ。ほどなく又とろとろと、睡魔に憑かれて船をこぐ。
 そのたびごとに、 夢の中の海は満ちる。
 寄せてはかえし、また寄せて、ひたひたひたひたと満ちてくる。


 翌日。

 昨夜は満月だったと知り、ああ、そうか、と合点した。
 満月の夜は大潮。
 夜更けから夜明けにかけて、潮はどんどん満ちていく。


 あのとき、あたしは感じていたのだ。
 ひたひたと潮が満ちるのを。
 夢とうつつのはざまの中で。



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by mimei14 | 2008-03-12 00:53 | ほんとに見た夢

あのキリンの背中に乗って


 夜明け前の商店街。
 閉ざされたシャッターは、どれも錆びついて、ペンキが剥げ落ち、今にも朽ち果てそうなものばかりだ。長い長いその商店街を、右に行けばいいのか左に行くのか、迷ったまま立ち尽くしていると、ふいにキリンがあらわれた。


 破れたアーケードに、くいっと長い首を突き出して、たたっ、たたっ、と駆けてくるキリン。
 黄色と焦げ茶色のまだら模様を、夜明け前の薄闇にぼんやり溶かし、たたっ、たたっ、と足音をたてて。


 みつけた。
 どうやらあたしが探していたのは、あのキリンだったらしい。あのキリンをつかまえて、あの背中に乗らなければ、あたしは永遠にたどり着けない。


 そう思ったとたん、キリンは全速力で駆け出した。
 茫然とするあたしの前を、風のように駆けぬけていく。右に左に、川のようにうねうねと曲がりくねる商店街を、迷いもなく、躊躇せず、長い首をまっすぐ立てて。


 あとから追うあたしも、全速力で駆けていく。
 駆けて、駆けて、駆け抜けて、商店街がつきる頃、いよいよ夜が明けてきて、このままでは間に合わないと知ったあたしは、覚悟を決めて地面を蹴った。


 ばんっと思いきり蹴った地面はやけに柔らかく、まるでトランポリンか何かのようで、その反動であたしはいとも簡単に、キリンの背中に乗ったのだった。


 キリンの首は、暖かかった。
 黄色と焦げ茶の短い毛は、思ったよりも固かった。
 ぎゅっと抱きしめて、頬をよせると、日向の猫のような匂いがした。


 あたしの重さなどものともせず、キリンは駆けてゆくのだった。
 商店街をあとにして、明けていく朝の中を、たたっ、たたっ、と、どこまでも。

 どこまでも。




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by mimei14 | 2008-03-03 17:03 | ほんとに見た夢

幸福な夢


 臙脂色の絨毯をしきつめた、クラシカルなホテルだった。ロビーに置かれたソファーに座り、あたしは夫とふたり、誰かを、何かを待っている。たくさんの人影が見えるのに、あたりはやけに静かだ。


 行き交う人が、会釈をして通り過ぎる。やあやあと、挨拶にくる人もいる。
 お久しぶりです。
 お元気でしたか。
 笑顔でコトバを交わすのだが、その顔に見覚えはない。
 待っていたのはこの人だろうか。
 いや、違うような気がする。
 何かを忘れているようにも思うが、それが何なのか分からない。


 小さなホールにいくつもの座卓。床はやはり臙脂色の絨毯なのに、なぜかその上に座卓が並んでいるのだ。黒檀の艶やかな座卓。
 夫とふたり向かい合って、食事を採っていると、先ほど挨拶をした男が、大勢の人間を従えてやってくる。ざわざわと空気が賑わう。が、やはり、辺りは静かなのだった。


 笑顔で飲み交わし、笑顔でコトバを交わす。
 だがやはり見知った顔はいない。
 あたし達が待っているのが誰だったのか。
 いや、待っているのは人ではなく……。
 大切なことを忘れているような気がするが、それが何なのか……。


 再び、ロビーのソファーに座っている。
 夫はフロントの前に立ち、精算をしている。
 革のソファーに沈みこみながら、目の前のローテーブルに目をやると、そこには真新しい新聞があった。手にとって眺めるうちに、あ、と思う。
 そうだ。
 思いだした。


 戻ってきた夫に向かって、あたしは言う。


 あなたもあたしも、もう死んでいるのよね。


 夫は、あたりまえのように肯く。
 そうだよ。
 静かにそう言って、笑顔になる。
 その笑顔を見たとたん、あたしは思う。


 よかった。

 そして、ほんとうに晴れやかな気持ちになって、
あたしは夫に言うのだった。


 それじゃ、これからもずっと一緒にいられるのね。


 あたりまえじゃないか、とでもいうように夫は笑い、天を仰ぐ。
 古いホテルの飴色の天井も、ぼんやりと灯っていたシャンデリアも、いつのまにか消え去っていて、そこには空が広がっていた。
 眩いばかりの光に満ちた、どこまでも深い大空だった。


まったく何ていう夢なんでしょか。怖いような、でも、幸福なような。
目覚めは決して悪くなかったのだけれど。
あまりのことに思わずミメオに話してみると、彼はひとことこう言った。
イイ夢じゃん。


うん。
あたしもそう思う(笑)
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by mimei14 | 2008-02-28 15:51 | ほんとに見た夢

夢の中に届いたメール


元日の朝、
友人からのメールを読んでいる夢を見た。


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ミメイさん
明けましておめでとうございます。
○●です。


今日、路地を散歩していたら、
今にも崩れそうな駄菓子屋の店先に、
占いのがちゃぽんがあったので、
百円入れてがちゃがちゃやってみました。


ことしの運勢
仕事―メディア、ウェブ関係 九十九%
旅―?%
恋―ゼロ%


恋がゼロ%っていうのは衝撃的だったけど、
わたし自身が恋そのものなので、
それほど悲しくはないです。
それより旅の「?%」のほうが不可解。
何かの謎かけ?


がちゃぽんのカプセルがなかなか開かなくて、
道ばたにしゃがみこんで、がんばりました。
でも、カプセルに入った今年の運勢っていうのも、
どうなんだろう。


今年もよろしくお願いします。

○●○子

 

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目覚めたとき、
このメールの一字一句すべてを覚えていた。
数日が過ぎても、ぜんぶ覚えていた。
いったい、これはなんなんだろう。
メールをくれたあなた、
思い当たることはありますか。

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by mimei14 | 2008-02-27 11:24 | ほんとに見た夢

赤い月の列車


荒野の真ん中に、唐突に鉄塔が立っている。
錆色の鉄塔は、まだ建てている途中で、
その足元には、大勢の人々。


何を作っているのですか。
駅です。
駅?
そう、「赤い月の列車」の駅。


五年に一度、赤い月の晩に、列車がくるという。
天空を走る列車が。
その列車の停まる駅が、ちょうどあの鉄塔の先。
その日のために、その列車に乗るために、
みんなで鉄塔を建てている。
あの天空にプラットホームを作るのだ、と。


空の果てからふいに現われ、
蒸気をはきながら、やってくる列車。
赤い月に照らされて走る、闇色の列車。


あたしはうんと顎をあげ、
首が痛くなるほどに天をみあげ、
そこに走る列車を思い描いた。


たくさんの人々と共に。

祈るような気持で。




熱にうなされながら見た夢。
「赤い月の列車」というコトバが、耳に今も残ってる。
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by mimei14 | 2008-02-26 15:25 | ほんとに見た夢

夢を買いにいく


夢を買いにいく夢を見た。


夢は、チョコレートのように、
四角い箱にひとつぶずつ並んでいて、
甘くて香ばしい匂いがした。


どれでも好きなものを、と言われて、
あたしは迷った。
迷っているうちに、目が覚めた。


あの夢を食べたなら、
どんな夢を見たのだろう。
あの夢の中で。

そういえば夢の中に食べ物が出てきても、たいてい食べる前に目ざめてしまうような。
なんだか悔しい(笑)
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by mimei14 | 2008-02-24 03:07 | ほんとに見た夢