ユメウツツ@MimeiTagawa

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みち


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    茶碗 逆さに 閉じ込めて
    はみでた分は 捨ててやれ
    こぼれたものは くれてやれ


    むりやりむちゃくちゃ 押し込んだすえは
    コッパミジン  自棄  自爆


    ちゃんと 知ってたはずなのに


           ああ この道は いつか来た道

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by mimei14 | 2008-03-25 02:19

六月二十八日―うどん屋

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by mimei14 | 2008-03-25 01:49 | うそ日記(07夏/獏)

夢かウツツか……。


 眠りに堕ちてすぐ、夢を見た。
 夢の中のあたしは、ちょうど今布団に入ったところで、そういえばパソコンの足元の暖房を消しただろうか、と、思っているのだった。
 夢ウツツでそう思っているのではなく、しっかりとした夢の中で、そう思っていた。


 はっと目覚めて、ああ夢か、と思う。
 パソコンの足元の暖房は、部屋の明かりを消す前に、ちゃんと確認した覚えがある。だから、消しただろうか、などと不安になることはないのだ、
 そう思いながら、再び眠りに墜ちていった。


 と、またも夢を見た。
 夢の中のあたしは、ちょうど布団を抜け出したところで、明かりの消えた部屋に向かっている。
 足元の暖房はたしかに消えていたのだけれど、なぜかパソコンのモニターが青白い光を放っていて、電源を落とそうとするのだが、落ちない。
 あれこれといじってみて、ようやくパソコンは、しゅるしゅるとフェイドアウトするように暗くなり、ああ、よかった、と思いつつ寝室に戻り、布団に入った。


 布団に入ったところで夢から目覚めて、あれ、と思う。
 たった今布団に入った、という感覚が、からだにくっきり残っている。
 もしかすると今のは夢ではなくて現実……。
 でも、布団の中の手足はぬくぬくと暖かく、確かに眠っていたのだと言っている。

 そう、今のは夢だったのだ。

 夢だったのだ、と、思うのだけれど……。



 夢かウツツか定かではない夢を見て、あたしは夜の闇の中で、ひとり困惑していたのだった。


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by mimei14 | 2008-03-21 00:28 | ほんとに見た夢

雨ふり


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by mimei14 | 2008-03-16 16:06

お菓子みたいなジャム

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「いちごミルク」。ホワイトディにミメオ(夫です)が買ってくれたジャム。と言っても、いわゆるジャムとはちと違う。鎌倉のジャム屋さんのもので、店の前に立っている可愛い看板にも書いてある。

「お菓子みたいなジャム」

ひとくち食べて、納得。まさに、お菓子みたい。とろりひと匙で、洋菓子を食べたかのような満足感。きちんと甘いけど甘すぎず、濃厚だけれどクドクない。


パンやヨーグルトでも、もちろん美味しいけれど、なんだかそれだけじゃもったいないような。上質なバニラアイスに、ひと匙のせるとか、あるいは、クリーミーなチーズと一緒に、ワインのお供にするとか。


ありそうでいて、どこにもない、ジャム。
これは、クセになりそう。またきっと買いにいってしまいそう。




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こんな可愛い袋に入れてくれます。

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お菓子研究家いがらしろみさんの、手作りジャム専門店。
Romi-Unie Confiture(ロミ・ユニ コンフィチュール )」
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-13-1 TEL:0467-61-3033 10時~18時 無休
シンプルでセンスのいいお店に、ずらりとジャムが並んでいます。
「ゆずとオレンジのミルクジャム」とか、「キャラメルと発酵バターとゲランドの塩」とか。
他では見たことも食べたこともないものばかりで、あれもこれもと欲しくなるのが困りものです(笑)

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by mimei14 | 2008-03-16 02:40 | ほんと日記(たまに)

タイトル


 あたしは、けんめいにタイトルを考えているのだった。
 夢の中で、今見ているその「夢」のタイトルを。
 必死に。ああでもない、こうでもない、と。真っ白な紙に、いくつものタイトルを、書いては消し、書いては消して。


 それなのに、目覚めたときには、それがどんな夢だったのか、憶えていなかった。名残も気配も消えていた。匂いも手触りも忘れていた。


 憶えているのは、そのタイトルを必死に考えていたこと。
 ただ、それだけ。


 いったいどんな夢だったのだろう。
 手がかりは、そう、タイトル。


 それなのに。

 あろうことか、そのタイトルさえも憶えていないのだった。




 夢のように消えてしまった、昨日の夢。



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by mimei14 | 2008-03-16 02:35 | ほんとに見た夢

満ち潮


 ほろ酔い気分で帰ってきた春の宵。
 PCの前に座ったものの、まぶたが重い。
 キーボードに手をのせたまま、うつらうつら。


 どこからか潮の匂いがする。
 海風が吹いてくる。
 生温い春の夜を押し開くようにして。


 はっと目覚めて、夢か、と思う。
 頭を振って、肩をあげさげ。
 夢魔を追い払い、モニターをみつめる。
 が、ものの五分としないうちに、またも、こくりこくりと船を漕ぐ。


 やっぱりこれは海の匂い。
 リビングに行き、カーテンを開くと、五階のはずの我が家になぜか庭がある。その庭に波が打ち寄せている。
 ざざっと音を立てて、たぷたぷと打ち寄せる。
 ああ、潮が満ちてきているんだな、と、ただ思う。


 ふと目覚めて、変な夢、と言い捨てて、モニターに向かいキーを打つ。ほどなく又とろとろと、睡魔に憑かれて船をこぐ。
 そのたびごとに、 夢の中の海は満ちる。
 寄せてはかえし、また寄せて、ひたひたひたひたと満ちてくる。


 翌日。

 昨夜は満月だったと知り、ああ、そうか、と合点した。
 満月の夜は大潮。
 夜更けから夜明けにかけて、潮はどんどん満ちていく。


 あのとき、あたしは感じていたのだ。
 ひたひたと潮が満ちるのを。
 夢とうつつのはざまの中で。



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by mimei14 | 2008-03-12 00:53 | ほんとに見た夢

いくらユメウツツとはいえ

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 なんだか集中力が続かずに、 一太郎に向かっていても、行ったり来たりするばかり。 で、そのうち頭がぼうっとしてきて、眠くなる。
 ああ。いかん、いかん。 と、気をとりなおし、書いた文面を読み返してみたら。
 「お内裏様」と書いたはずなのに。
  なぜだか「お代官様」になっていた……。


 いったい誰がこんなことを。
 (って、あたし以外に誰がいる)


「お代官様」と「お雛様」


 なんとなく、「金にモノを言わせて若い娘を手込めにする悪代官」 を思い描いてしまったりして。
 宴の最中、人知れず、そっと涙を拭うお雛様。
 いやいや、この姫、実はかなりの「したたか者」で、 しめしめ、これであたしの人生安泰、とか思ってたりして。
 これからは贅沢三昧よーー、ほっほっほ、とか。


 と。

 あらぬ妄想をする雛祭りでありました(笑)


 それにしても。いくらユメウツツとはいえ、間違えるにもほどがある……。

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by mimei14 | 2008-03-05 02:10 | ほんと日記(たまに)

あのキリンの背中に乗って


 夜明け前の商店街。
 閉ざされたシャッターは、どれも錆びついて、ペンキが剥げ落ち、今にも朽ち果てそうなものばかりだ。長い長いその商店街を、右に行けばいいのか左に行くのか、迷ったまま立ち尽くしていると、ふいにキリンがあらわれた。


 破れたアーケードに、くいっと長い首を突き出して、たたっ、たたっ、と駆けてくるキリン。
 黄色と焦げ茶色のまだら模様を、夜明け前の薄闇にぼんやり溶かし、たたっ、たたっ、と足音をたてて。


 みつけた。
 どうやらあたしが探していたのは、あのキリンだったらしい。あのキリンをつかまえて、あの背中に乗らなければ、あたしは永遠にたどり着けない。


 そう思ったとたん、キリンは全速力で駆け出した。
 茫然とするあたしの前を、風のように駆けぬけていく。右に左に、川のようにうねうねと曲がりくねる商店街を、迷いもなく、躊躇せず、長い首をまっすぐ立てて。


 あとから追うあたしも、全速力で駆けていく。
 駆けて、駆けて、駆け抜けて、商店街がつきる頃、いよいよ夜が明けてきて、このままでは間に合わないと知ったあたしは、覚悟を決めて地面を蹴った。


 ばんっと思いきり蹴った地面はやけに柔らかく、まるでトランポリンか何かのようで、その反動であたしはいとも簡単に、キリンの背中に乗ったのだった。


 キリンの首は、暖かかった。
 黄色と焦げ茶の短い毛は、思ったよりも固かった。
 ぎゅっと抱きしめて、頬をよせると、日向の猫のような匂いがした。


 あたしの重さなどものともせず、キリンは駆けてゆくのだった。
 商店街をあとにして、明けていく朝の中を、たたっ、たたっ、と、どこまでも。

 どこまでも。




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by mimei14 | 2008-03-03 17:03 | ほんとに見た夢